八王子 笑顔と幸せ 八王子市議会議員 ほしの直美

活動報告

多摩ニュータウン環境組合の決算審議がありました。

2022年11月18日

多摩ニュータウン環境組合は八王子、町田、多摩の3市で構成されている一部事務組合(特別地方公共団体)で、八王子市の多摩ニュータウンを中心とした地域のごみは多摩ニュータウン環境組合へ運ばれます。(工場にはいろいろな色のゴミ袋が集まっています。)
可燃ごみは焼却処理され、不燃ごみは鉄やアルミなどの資源物を選別・回収しています。

本日決算審議があり、要旨をお示しします。
本年度のごみ搬入量は可燃、不燃共に増加しており、コロナウイルス感染症の継承者等の宿泊療養施設から排出される可燃ごみの広域応援もありました。

環境測定結果については、ダイオキシンは法規制運用値を下回る結果、排ガス、主灰はともに不検出、飛灰は国の基準を大きく下回りました。排ガス中の放射能濃度測定については、測定開始から現在まで不検出が続いています。

多摩清掃工場施設は昭和43年に多摩ニュータウン区域のごみ処理を目的として建設され、現在、施設老朽化対応の基本方針について検討がすすめられています。
策定にあたっては、環境配慮と安全な廃棄物処理を最優先に、構成市の費用負担を最小化するための検討がなされ、延命工事は行わず、現施設を稼働しながら新施設の建設を図ることを前提とする方針が示されました。

また、清掃工場内で発電される余剰電力は多摩市内の公共施設に導入されており、電気の地産地消や消費電力のCO2排出実質ゼロに寄与することを目的としています。

八王子市がごみ排出量の少ない自治体ランキング「人口50万人以上の都市」で3年連続全国1位という記録があります。私たち市民の分別意識、適正排出の意識の高さにより達成できました。

引き続き環境への意識を高くもっていきたいと思います。
(写真は多治見のリサイクル食器です。)