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活動報告

令和5年第1回定例会 2月22日 補正予算代表質疑

2023年03月04日

2月補正予算では、一般会計で100億円を超える、例年に比べても非常に大きな金額の補正予算となっています。
今回の市の補正予算編成方針で特徴的なものとして、2点あります。まず一つ目が新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰等による影響に対応する。二つ目が令和5年度以降の施策展開を見据え、国及び東京都の補正予算等を活用し、年度内に予算化することが効果的な事業について対応するとあります。

 ここで注目すべき点は、今すぐ、緊急的な対応として予算化したのが、一点目のコロナや物価高騰による影響であり、将来の施策展開を見据えた事業は、国都の補正予算を活用しつつ、効果的なものに限定していることです。このような視点で今回の補正予算を俯瞰してみると、とても良く考えられたものであることに気がつきます。

 未来を見越した予算なのか、緊急対応なのか、その考え方によって大きく目的が変わってきます。例えば、生活困窮者支援などの緊急対応は、今日、困っている市民を支援するが、将来にわたりずっと継続するものではないことを示し、母子保健などの補正予算を活用した事業は、国や東京都の少子化対策に応じて市がどのような子育て支援策を実施し、社会で子育てをしていくか、あるいは合計特殊出生率の低下に歯止めをかけるかなど、将来的な課題に対応するものになっています。

 今回の質問は、この整理のもと、コロナウイルスや物価高騰への緊急対応はすぐにどんな効果が期待できるのか、国、東京都の補正予算を活用したものは、令和5年度以降にどのような施策展開を考えているのか といった視点にたって質問をしていきたいと思います。

【発言通告】
(1)歳入
  ア.市民税
   (ア) 個人
   (イ) 法人
(2)歳出
  ア.財政調整基金積立金
  イ.地域通貨の活用
  ウ.生活困窮者への緊急食品支援
  エ.保育施設の安全装置等の経費について
  オ.母子保健
  カ.原油価格・物価高騰緊急対応事業者支援
  キ.小学校給食、中学校給食

2.第32号議案、スプーン等の取得について

インターネット中継(録画)もご覧ください。