八王子 笑顔と幸せ 八王子市議会議員 ほしの直美

活動報告

一般質問ではこのような内容を質問しています。(抜粋)

2023年06月21日

<金融教育について>
 これまで、日本ではお金の話をするのはタブー視されてきました。特に家庭や学校では、お金は汚いもので、清く正しい子どもにお金の話をすべきではないという風潮がありました。金融教育と言うと、単にお金や金融商品の話で大人になれば、自然に身につく、あるいは投資家など一部の興味のある人が勉強すればいいというイメージがあるかもしれません。

 金融教育とは、お金を通じて社会や経済、将来の働き方や夢を叶えるために必要なこと、社会で生活するために必要となる知識や判断力を身につけるためのものです。

 人間は一人では生きていくことは出来ません。生きるために他者と関わるツールとしてお金は必要不可欠です。金融教育が重要な理由は、生きていくスキルとして、お金に対する正しい知識や判断力(金融リテラシー)を身につけなければならないからです。

 2022年4月からの成年年齢引下げにより、18歳からクレジットカードを作ることが可能になるなど金融に関する様々な契約を自ら行えるようになり、金融教育の重要性はますます高まっています。若い人達がカードなどを使って事件やトラブルに巻き込まれると、これまでは「未成年者取消権」によりあとから取り消すことが出来ましたが、この権利はなくなります。小中学生のときからしっかりと金融や消費について学習しておかなければなりません。

このような背景から、市立学校における金融教育の必要性と取組について、などを質問をしています。

参考文献で引用したのは、金融庁と「うんこドリル」のコラボでできた、「うんこ お金どりる」です。
クイズ形式で、全年齢対応の金融教育ができます。

(全部はインターネットでご覧頂けます。)