八王子 笑顔と幸せ 八王子市議会議員 ほしの直美

活動報告

令和6年度予算委員会 総括質疑①

2024年03月29日

<総括質疑>
令和6年度予算委員会において、まず、昨年の予算代表質疑の際も述べましたが、私は、未来を見据え、今何ができるか、何をすべきか、何を始めるべきかを考え、そのために、皆で夢や希望や目標を共有する。それは世界観を共有することであり、その共有した世界観を実現するために、それぞれができることを考え、実践していくことが大変重要だと思っています。
人口が減少していく中、事業のすべてを人が担うのは難しくなります。そのためには、デジタル技術の活用が不可欠です。そこで、以下の項目で質問をいたしました。
① DXの推進計画
② 学園都市
③ 観光
④ 環境
⑤ 生活保護(医療扶助)
⑥ 地域医療体制

① DXの推進計画
(1) 高齢者就労マッチング業務
高齢者のボランティア活動と企業ニーズをマッチングするスマホアプリを作成することがあげられていました。内閣府が令和2年に行った、「高齢者の経済的な暮らし及び就労意識について」の調査によると、「日本の高齢者は高い就労意欲を持ち続けている」と示されています。本市でも、多彩なスキルや経験を持ち、就労やボランティアへの意欲が高い高齢者が多い一方で、受け入れ側、特に企業における雇用ニーズが少ないとのことです。このギャップを埋めるために企業側のニーズをどう捉えていくかが課題です。この仕組みは、高齢者だけではなく、地域経済の担い手確保など、人口減少社会における持続可能な地域社会づくりにつなげていくべきと提案しました。

(2) 市立看護専門学校
看護専門学校の入学試験の申請オンライン化について、出願様式をダウンロードするだけでなく、一連の申請をオンライン化することで入学志願者が、よりスムーズに出願できる環境の整備を求めました。看護学校のホームページのリニューアルについてですが、新しいホームページには、卒業生のコーナーを将来的にナースバンクとして活用できるように作成することを視野に入れることで、DXと連携することにより医療体制の充実につながり、高度な専門知識と技術をもつ看護師さんたちが集まることは、八王子市民の保健医療の向上に資すると思います。

② 学園都市
(1)大学が地域にあることの価値や優位性について
多くの大学が立地している優位性を十分活かせていないのだと思います。大学側も八王子に立地しているメリットを感じられなくなれば、移転していってしまいます。
言うまでもなく、本市は、全国有数の学園都市であり、世界を代表するような民間企業も立地しています。このような八王子市の特性を活かし、企業や大学と連携した、市立学校におけるSTEAM教育を開発を行います。学園都市という八王子市の特性を活かした企業や大学と連携した事業を推進していきます。

(②に続く)

インターネット中継の様子は以下のリンクをご参照ください。