八王子 笑顔と幸せ 八王子市議会議員 ほしの直美

活動報告

令和6年度予算委員会 総括質疑②

2024年03月29日

③ 観光
(1)魅力ある観光地を増やすために
 七福神めぐりのほか、今は、聖地巡礼をするというニーズがあると聞きました。また、以前から提案している「八王子まつりの山車のガチャ」などは、外国人にも評判になる可能性は十二分にあると思います。従来型の観光地、観光施設ではない、思わぬものが観光資源となる時代であります。そういう点からも、若い世代の柔軟な発想を取り入れることは重要です。

(2)日本遺産
 これまで、日本遺産への興味・関心を高めるため、様々な事業に取り組んできました。今後は、インバウンドを意識しながら、日本遺産の認定地域間でのイベントを共催するなど、地域連携を充実するとの提案に積極的に取組むという認識が示されました。また、日本遺産にちなんだ地域資源を生かしたグッズの開発、本市の工芸品や食などのブランド化を推し進め、高付加価値のコンテンツの造成を行うなど、戦略的な活用方法を立案し、実践する方針が示されました。

④ 環境
東浅川交通公園に路面設置型太陽光パネルは、市内業者が開発し、森林を伐採せず、道路など既存の土地を有効活用して再生可能エネルギーを普及させることが可能です。東京都では、路面設置型太陽光パネルを用いた実証実験を、都立大や南大沢の民間駐車場などで行っています。カーボンニュートラルの進展には、民間企業との連携は欠かせません。道路に設置できる太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた自律型エネルギーシステムの実証実験もスタートしているし、日本人の開発したペロブスカイト型太陽電池の導入で日本最先端のゼロカーボンシティの実現ができることを期待しています。

⑤ 生活保護(医療扶助)
 去年の代表質疑で生活保護のデータ分析活用による医療費適正化について質問しました。
頻回受診、重複処方など、レセプトデータを分析すれば、是正できそうなこともあります。
適正な受診と投薬管理は受給者の健康管理と同時に医療費削減にもつながる重要な取組です。DXを活用し、指導した者を抽出して比較調査すれば、効果がわかると思います。
注目すべきは医療扶助は年間90億円以上の金額が支出されていることです。
積極的に嘱託医の助言や医療機関と連携を図りながら、是正指導を実施し、医療扶助の抑制に取り組みを行ってほしいです。自立するためには健康を取り戻すことが先決です。データの分析により効果的な健康指導が必要と考えます。


⑥ 地域医療体制 
(1)医療安全・口腔ケア 
人間が健やかに生きていくためには、食べること、食べられることが絶対条件。そのために口腔ケアと栄養を一体的に捉えてもらいたいと思います。
「食は命の源」と言われていますが、「おいしい」ということはどういうことなのかなど、味を感じてもらう味覚教育も取り入れ、食べることの喜びを知ってもらうことは重要だと考えます。口腔保健支援センターが実施する口腔保健指導の一環として味覚教育も取り入れることを提案しました。

インターネット中継の様子は以下のリンクをご参照ください。