八王子 笑顔と幸せ 八王子市議会議員 ほしの直美

活動報告

広島の小学生が語った平和の誓いに心を打たれて

2025年08月06日

「One voice」
8月6日、広島で行われた平和記念式典。今年は被爆から80年という節目の年。
多くの人々が祈りを捧げる中、式典では2人の小学生が「平和への誓い」を力強く読み上げました。

その言葉に、私は深く心を動かされました。

というのも、私の妹は広島市立皆実小学校の卒業生。かつて広島に転勤で住んでいたこともあり、今回メッセージを読み上げた児童のうちの一人が、妹の母校の生徒だったことに強い親近感を覚えました。ただの式典ではなく、「自分の地元の子ども」が語る言葉として、よりリアルに、より切実に響いてきたのです。

▼戦争を知らない世代が語る「記憶の継承」
メッセージを読んだ二人は、原爆が投下された1945年8月6日午前8時15分の出来事を語りながら、被爆者の苦しみや悲しみを忘れず、次の世代へ語り継ぐことの大切さを訴えました。

「戦争を知らない」「原爆も知らない」世代である彼らが、しっかりと歴史を学び、心で受け止め、自分の言葉で語っている姿に、私は希望を感じました。

印象的だったのは、「One voice」という言葉です。

「たとえ一つの声でも、学んだ事実に思いを込めて伝えれば、変化をもたらすことができるはず」

この言葉には、子どもたちの純粋な願いと、未来を変える力が込められていました。彼らは、世界で今も続く戦争や争いを「自分ごと」として捉え、平和のために行動することの大切さを語ってくれました。

▼地元の子どもたちが紡ぐ未来
私がかつて住んでいた広島。その地元の子どもたちが、戦争の記憶を継承し、未来に向けて平和を誓う姿に、胸が熱くなりました。
彼らの声は、単なる「式典の一部」ではなく、私たち大人に問いかけるメッセージでもあります。

「あなたは、平和のために何をしていますか?」

そんな問いを受け取った気がします。