八王子市議会議員 ほしの直美

八王子に笑顔と幸せを

活動報告

国民健康保険運営協議会の様子です!

2015年07月23日

今期も国民健康保険運営協議会委員に就任することができました。前期に引き続き国保事業について議論をしていきたいと考えています。また、今日は、改選後初めての国保協議会でしたが、国保税値上げ後の初めての協議会でもありました。

事務局からの説明では医療費の適正化について、国民健康保険の状況などがなされ、それぞれの立場から質問をいたしました。

説明では、高齢化や医療の高度化により毎年3~4%の保険給付費の増加が見込まれる中で、国保加入者の社会的背景や経済情勢の変化により国保税収入の増収は期待できないのが現状です。国保税収入の増収がなされない分は、一般会計からの繰入金により対応をしています。つまり、国保運営は赤字であり私たちが収めた税金から補てんをしないと運営できないということです。

一般会計の多くを構成している市民税は、私たち八王子市民が収めている税金です。つまり、組合健保、協会けんぽ、共済組合の方も収めている市民税から国保に補てんされているということになります。

保険料の平準化を目的に、国保税を値上げしましたが赤字を一気に減らすことはできません。平成26年度決算での赤字は、保険料の値上げにより6億6千万円減額することができましたが、12億円程度の減額を見込んでいたものの、まだまだ考える必要があります。

国では、社会保障と税の一体改革の取り決めから、平成27年度には全国で1,700億円(保険者支援制度拡充)のうち、八王子には低所得者対策の強化のために3億円が支払われることになりました。しかし、国の制度として支援がなされたとしても、赤字は拡大されているのが現状です。

さらに、平成30年には国民健康保険は国から都道府県に財政運営の責任主体が変わります。安定的な財政運営や効率的な事業の確保を目指しているなかで八王子市は今後どのような取り組みをするべきでしょうか。国保税の値上げを決断する前に、私たちができることもあるはずです。

例えば、医療費の適正化を考えた時に、重複受診や頻回行動はしない、薬は、あればジェネリック医薬品を使う、また、検診も定期的に行い健康に留意をする。また、全国で残薬は500億円もあると言われており、医療費の抑制には見逃せないことです。

そして、私たち議員は値上げ反対!と叫ぶだけではなく、なぜ値上げが必要なのか、適正な額なのか、制度を持続可能にするために何が必要なのか、を考える必要があると思います。そのためにも、きちんと数値データを読み、分析が正しいのかを精査できるよう情報の収集に努めてまいります。