八王子市議会議員 ほしの直美

八王子に笑顔と幸せを

活動報告

障がいのある人もない人もともに安心して暮らせるまちをめざして

2016年10月30日

『次世代がつくる新しい福祉 -バトンを渡そう次の世代へ-』という研修会に参加をさせて頂きました。

「親亡き後をどうするか」「早く若い人へ託したい」という課題を抱えている中で、福祉に関わってきた親御さんや施設の職員さんたちの現場の声を伺ってきました。

まだ障がい者施策が不十分な中、親御さんたちが手探りで始めてきた取り組みの歴史や最近の事件など、現場と報道の温度差を短時間で感じてきたところです。津久井の事件は利用者が入所施設を転園したことで解決しているように見えるが実はまだまだ問題山積みだというお話にもショックをうけました。

施設運営に関しては、インフルエンザなどが流行ると施設を休業しないといけなくなり、その日の職員の給料は発生するためギリギリの運営をするのと同時に職員の給与体系も見直さなければいけなくなると仰っていました。さらに、将来施設の株式会社化が進んでしまうと家賃補助がなくなる心配があると仰っていました。その理由は、株式会社には補助がないからだそうですが、そうなると長年利用した施設を閉所せざるを得ません。

さらに、施設で働く職員さんの給与は2013年で月給は約22万円。全産業に比べ10万円ほど低い水準と言われています。処遇改善は私たちも声をだしているものの、残念ながら届かないのが現状です。そんな中で、研修会では「やりがいを感じている」「ありがとうと言ってもらえて嬉しい」という声が聞こえてくると、この職員さんたちの善意にいつまでも甘えていられないという思いです。

複雑な制度や机上の合理化だけでは済まされないことです。現場の声をしっかり伺い今後も勉強させて頂きたいと思いました。