八王子市議会議員 ほしの直美

八王子に笑顔と幸せを

活動報告

循環型社会を作るために

2019年04月03日

家庭や事業者から排出される可燃ごみの約40%が生ごみとなっており処理する生ごみの量を減らす取り組みとして家庭では段ボールコンポストを利用する取り組みも進んでいます。この生ごみを資源化することにより、ごみの減量につながることとなります。

 南大沢にある、八王子バイオマスエコセンターは生ごみを堆肥にする施設でしたが、稼働中には悪臭が収まらず現在停止中。実際に地域住民の方から苦情を受けて現場に行ってみましたが、施設周辺は本当に耐え難い臭いで包まれていました。再稼働に向けた実証実験が長野県大町市で行われ実際に現場視察に行きました。

 生ごみが搬入され発酵される現場は強烈な臭いが発せられていたり、臭いが段階的に減少していくことも実際に行かなければわからないと感じているところです。事業者は再稼働に向けて、市に改善計画書を提出し内容を審査してもらい、住民との理解を深めるため、住民説明会等を開催していますが、事業系生ごみの資源化促進に関しては、当該施設の活用が資源循環を促進するためにも有効であり、市と事業者の施策は一致しています。

 市として今後、再稼働に向けて、町会自治会等と合意形成が図られ、万全な臭気対策が講じられ、地域住民の生活環境に影響がないよう管理・指導してまいりますとの答弁を頂いています。しっかりと生活環境に影響がないよう注視していく必要があります。
また、南大沢のような生ごみを堆肥にする施設だけではなく、生ごみから電気、ガス、エタノールなど様々なエネルギーとして使うことも可能となっています。八王子ではゴミを電気にしていますが、焼却していた生ごみをバイオガス化施設によりメタンガスを発生させ、発電機や自動車の燃料に利用することもできます。

 本市でも課題となっている生ごみを、さらに違った形のエネルギーに転換しようとしています。
また、最近の事例では、野菜くずのような食品廃棄物や紙ごみ、例えば市役所の保存文書は年間30トン以上あるそうですが、これらを糖化・発酵させることで、バイオエタノールやバイオガスを生成する技術も確立しており、ガスで温水を作る燃料にしたり、エタノールは施設の消毒などに使えることから、地域貢献や収益を期待できる施設であると考えます。
 このように、従来、ごみとして焼却処分していた「生ごみ」や「紙ごみ」をエネルギーに変換して活用する、様々な技術が研究開発されています。

 これからのごみのエネルギーの有効活用や、エネルギーの地産地消など、本市において、循環型社会の実現に向けて取り組めるよう、しっかりと勉強していきます。