平成27年度 八王子市小学校用教科用図書の採択
2014年07月23日
来年度は、4年に1度の小学校の教科書改訂が行われ、使用教科用図書の採択について審議がなされました。本日は、国語、書写、生活、音楽、保健体育の採択があり、検定済の教科書を、各教科委員長が複数の教科書の説明を公平公正に行っていました。選出された教育委員以外は傍聴しかできないルールがあるため、教科書のサンプルも手元にはなく説明に対する質問もすることはできませんが、どのような基準で採択がなされるのかを傍聴しました。
今回5科目の審議の中で、情報量が多く難易度が高い教科書が適しているのか?あるいは、写真やイラスト、見開きでわかるものが良いのか?という質の問題や、八王子には若い先生が多いという事情から、先生が教え易い教科書の方が適しているのか?という進行の問題など、教科書一冊を選ぶために、八王子の子どもたちや教育環境の現状を踏まえた上で、多くの議論が交わされました。
会議に出席して、教科書を審議するという細かい内容でしたが、八王子の子どもたちをどのような方向に進めていきたいのか?といったことは見えてきませんでした。
学校での勉強の目的は、学力向上だけではありませんが、教育の底上げをすることは、子どもたちが集中して何かに取り組んだり、分かる楽しみを感じることにつながり、主体的に考える力や創造力がついてくると思います。
これからも、八王子の大切な子どもたちの将来のために全力で応援していきます。